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滝沢こずえオフィシャルブログ 一意専心

【メーカー挨拶】サポートに感謝します!

6月30日(日)、私が愛用しているスキーとスキー靴の用具メーカー、「FISCHER(フィッシャー)」さんを訪問し、挨拶をさせていただきました。

クロスカントリースキーは雪上のマラソンと言われる競技ですが、マラソンとの大きな違いは、陸上か、雪上かということと、用具を使うか、使わないかということだと思います。

本日のブログでは、スキーヤーにはとても重要な「用具」をサポートしてくださる「メーカーさんとの関係」について紹介したいと思いますので、最後までご覧ください!

毎年オフシーズンには用具メーカーさんのもとへ直接挨拶に伺い、先シーズンの振り返りや、今シーズンの契約を交わします。また、リニューアルされたモデルがあれば説明を受け、それを踏まえて私の要望を聞いていただいたり…と、打ち合わせを行っています。

私の要望というのは、今回でいうとスキーが何台必要で、どんなスキーが必要か、また今シーズンの方向を伝えたうえで、今まで持っているスキーのストラクチャー(スキーと雪の接地面に生まれる摩擦を減らし、スキー板の滑走性を高めるために板に入れる溝)をどうするかということです。

ご存知かもしれませんが、スキーなら全部同じという訳ではありません!クロスカントリースキーはスキー板がたわんでいるので、そのたわみの硬さが違ったり、ストラクチャーの種類が違ったりとスキーによって特性が異なります。

用具にこだわる理由には、クロスカントリースキーの場合、底なしの体力があっても用具を使いこなす技術がないと効率良く速く走る(滑る)ことができないからです。もちろん用具だけではなく、体力・技術・メンタルがあってこその勝負ですが、用具も結果に影響する要素なので、選手は用具選びにこだわります。

メーカーさんは選手の想いに応える最高級のものを提供してくださり、個人スポーツですが、チームとして一緒に戦ってくれているように感じます!用具を使う選手と、その用具を作るメーカーさんとの関係はとても深く、信頼関係があってこその競技です!!

今回はフィッシャーさんへ訪問をしたので、スキーの板にフォーカスしていますが、クロスカントリースキーに使う用具は他にもストック、ウェアー、サングラス、手袋、日焼け止め、インソールなど沢山あり、他メーカーさんにもお世話になっています。

共通して言えることは、選手は用具を提供してくださるメーカーさんに対して、「結果を出すことが貢献」ということです。表彰式や取材といったメディアへの露出の場では、なるべくサポートしてくださるメーカーさんの用具を持ち、用具のアピールをします。

結果を出すことで「この選手は何の用具を使用しているのだろう」と注目していただいたり、「この選手が使用しているモデルを使いたい」と目標にしてもらえたりします。

相互にとってプラスな関係であり続けられるよう、選手でいる限り、周りの支えてくださる皆さんの為にも努力したいと思います。
今シーズンも、サポートしてくださる皆さんに感謝し、世界で戦えるよう頑張りたいと思います!!

最後に、今回訪問させていただいたフィッシャーさんのHPにある選手紹介「FISCHER JAPAN ATHLETE」に掲載してもらっていますので、是非見てみてください!