本日は社会人アスリートとして仕事をする姿を紹介します。

普段はクロスカントリースキーヤーとしてレースに出場する姿や、トレーニングをしている姿が多いですが、今回は別人の私です！

7月31日(土)、浅草を舞台にオンラインツアーが生配信され、その中でツアーナビゲーターを務めました。

浅草オンラインツアーとは、公益財団法人東京青年会議所（JCI）が主催するもので、世界中の人々がWEBやSNS上で旅行を楽しみながら、その場で紹介された物産を購入することができる新たなデジタルインバウンドです。
コロナ禍で大きなダメージを受けている事業者や、長期自粛や経済の冷え込みによって元気をなくしてしまっている人々に向けて楽しんでもらう企画なのです！

当社は日本の魅力を世界に発信したり、コロナ禍で苦しむ事業者の助けになりたい、日本を元気にしたいという想いに共感し、この企画に協賛しました。

そこで、ナビゲーターの役目として私に白羽の矢が立ちました。

コロナ禍で大会中止が相次いでいた私にとって、同じように影響を受け苦しい想いをしている人々の気持ちは、とても共感できました。

また、知名度の低いクロスカントリースキー競技やクロスカントリースキーヤーの私をアピールできる機会でもあるので、是非！と引き受けた仕事でした。

今回のツアーは、メインターゲットが台湾ということで、初めて中国語にも挑戦！と言っても簡単な単語だけです（笑）
それでも、スキー競技を通じて触れてきたのは英語だったので、全く馴染みのない中国語は簡単な単語でも、とても苦戦しました…。

本番は生配信ということで、やり直しができないため入念に準備をして臨みました。

生配信の緊張感はスキー競技で培ってきた勝負強さでカバー！
スポーツの世界にもやり直しはなく、レースは一発勝負です。
最後は「覚悟」を決められるかどうかだと思います。

初めてのナビゲーター、初めての生配信、初めての中国語と、初めての事ばかりでとても不安でしたが、最後は「覚悟」を決め、私なりに全うし、また一つ成長できたと思います。

途中、配信を見ていた方々にクロスカントリースキーヤー滝沢こずえを応援してもらう場面がありました。日本を超えてこんなにも応援してもらったことがないので、本当に嬉しかったです！

（縁起の良い「８」という数字で応援してもらいました！）

アーカイブがこちらにありますので、是非ご覧ください。

また、今回はスタイリストさんが付き、浅草という地で浴衣を着させていただき、綺麗にメイクアップまでしてもらいました。
クロスカントリースキーヤーの姿とはまるで別人。私自身とても感動し、ワクワクしました！

世の中には、スポーツ選手のセカンドキャリアとしてレポーターや解説の仕事をしている人がいますが、正直、私がこのような仕事に携わるとは想像もしていませんでした。

いつか競技を引退した時、当社ではどのような業務ができるか考えると思います。その時に、今回の経験がひとつの選択肢として広がりました！！

浅草オンラインツアーの企画に携わる中でたくさんの人と関わり、この企画に対する想いに触れ、その中で私の役目は何なのか考えさせられました。

また、私は社会人アスリートなので、競技や私自身のアピールをどのようにするのか、どうしたらファンになってもらえるのかをとても考えました。

いろんな人の想いが詰まったこの企画を通して、自分の役目や想い、伝えたい事を考え、発信できたことは、社会人アスリートとして自信がつきました。

社会人アスリートとして応援していただくことや、競技を辞めた時のセカンドキャリアにも活きる仕事ができ、この仕事に携われて良かったと思います。

今後も様々なことに挑戦し、視野を広げていきたいと思いました！

（最後に、JCIスタッフの皆さんと！）