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滝沢こずえオフィシャルブログ 一意専心

【アスリート社員5年目、出社する理由】

本日は、アスリート社員として私の考えをお届けします!

一般的にアスリート社員の業務形態は、大きく分けて2通りあります。
・出社し、業務を行いながら競技をする
・出社せず、競技に専念する

私のスタイルは1の「出社し、業務を行いながら競技をする」です。
どちらが良いとかではなく、それぞれにメリットがあるので、今回は私のスタイルについて紹介できれば良いなと思っています。
アスリートを採用する会社や、所属先を探しているアスリートの皆さんの参考に少しでもなれば嬉しいです!

(クロスカントリースキーをする、当社キャラクターのふくえさん)

まず、私のアスリート社員の概要を説明します。

所属部署は、1~3年目は総務部、4、5年目はIR・広報室です。
総務部では、「社内決算説明会」や「社員総会」、「社内表彰式」といった社内向けのイベント関係の仕事をメインに、準備から運営までを行っていました。

IR・広報室に所属してからは、イベント関係の業務は引続き行い、プラスして「IR=投資家にむけた広報活動」ということで「株についての業務」に少しずつ携わるようになり、「株主総会」の準備から運営までを行っています。

また、入社時からアスリート社員ならではの業務として、このブログを執筆しています。

出社は通年ではなく、競技特性を理解していただき、4月はフル勤務、5、6月が多め、7~11月は少なめ、12月~2月は出社なし、3月は状況次第といった感じです。

なぜ私が「出社し、業務を行いながら競技をする」道を選んだのか、一番大切にしているポイントがあります。

それは、出社することで社員の人たちと直接コミュニケーションがとれることです!
“見えない選手を応援すること”ってできますか?私はすごく難しいことだと思います。

マイナースポーツだからこそ、メディアへの露出も少ないのが現状。
そんな選手を応援するきっかけは、出社することで認知してもらうほかないと思います。

また、業務に携わることは、競技をやめた後のセカンドキャリアに活きます。
たまの出社では、できることが限られていますが、その中で選手としてだけではなく、人として、社会人として成長する為のサポート環境があるのは、私としてはとてもプラスであり、意味があります。

よく、「出社しながら競技をしていて大変だね」という言葉をかけられますが、大変ではなく、ありがたい環境だと思っています!

1人でも多くの社員と直接コミュニケーションをとり、認知してもらえるよう、イベント関係の業務に携われることも、約1,300人を超える会社の社長と直接関われる部署で業務を行えていることも、出社する働き方を選んだからこそ、できていることだと思います。

私もこれだけ支援してもらいながら競技をしているのだから、応援してもらえるような選手でなければなりません。
アスリートは結果を求めるがゆえに、周りが見えなくなることが多いように感じます。

競技中は一人かもしれませんが、その背景には必ず社員の皆さんがいて競技ができているので、決して一人ではありません。そんな皆さんに応援し続けられるような選手でありたいと思っています。

(シーズンに入る前、I R・広報室のメンバーが壮行会を開いてくれました!)

私は、アスリート社員として競技を続けていく上で、会社と共に頑張りたいと思っていました。なので、応援されるような選手であるための活動がしたいという想いと、会社のサポート環境が合致して「出社しながら競技をする」この会社を選び、会社側にも選んでいただきました。

アスリート社員を採用する会社と、所属先を探すアスリートそれぞれの意思や目的次第で、幸せな「社会人アスリート」になれます!
「どこでもいい」や「だれでもいい」ではなく、どうしたいか目的を持って、納得する環境で夢を追えたら最高だと思います!!