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滝沢こずえオフィシャルブログ 一意専心

アスリート社員の1日

本日は、アスリート社員の1日についてご紹介したいと思います!

同じアスリートからは、「出社して何をしているの?」と聞かれますし、社員の方々からは、「どんな練習しているの?」と聞かれます。
それぞれの立場では分からないこともあるので気になるところですよね。

なので、本日は私が出社&トレーニングを行う1日をご紹介したいと思います!
業務内容や練習内容については、以前のブログでも触れていますので、こちらも是非、ご覧ください。

4月上旬に、新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言が発動し、しばらくの間は当社も在宅勤務が続いていました。6月中旬に全国移動が解禁となり、私は久しぶりに出社しました!

私は当社に所属しながら、茨城県スキー連盟にサポートしていただいている為、茨城県民として茨城から通勤しています。五反田にある本社まで、2時間ほどかかります(笑)

出社日の朝はとても早く、6時半頃家を出ていますが、やりたいスキーができ、社会人として業務のスキルを身に着けることもできるこの環境は、とても大切だと思っています。

2時間ほどかけて出社し、9時から業務に就きます。
平均、月に4日出社(シーズン中は一切の出社ができないことを考慮して)の私にできる業務は限られていますが、理解して業務を振ってくれます。

定時まで勤務する日はトレーニングをお休みの日としていますが、何日も連続でトレーニングを休むわけにはいかないので、15時までの勤務日もあります。

そういった日は、15時に業務を切りあげ、2時間かけて帰宅し、17時頃からトレーニングを行います。

主にランニングと筋力トレーニングのメニューが多いです。室内での自転車トレーニングを行うこともあります。

今は新型コロナウイルス感染症に注意しているので茨城県では行っていませんが、以前はジムでウエイトトレーニングや水泳トレーニングも行っていました。

この環境に理解し、応援してくださる皆さんには本当に感謝しています。


アスリート社員の働き方は想像しにくいところがありますが、このように業務と競技の両立は可能です。

もちろん、競技種目によって練習時間や内容、練習環境が変わってきますので、選手と企業の話し合いは必要不可欠となります。

私も実際に働くまでは、トレーニング時間を確保することができるのか、私にできる業務はあるのか、さらには両立することはできるのか、とても不安でした。

当社は、アスリートの意見をしっかりと聞いてくれるので、今はとてもいい環境のもと業務に携わりながら競技活動を行えています!

アスリート社員の業務と競技活動の両立は、これからアスリート社員を目指す選手や、アスリートを社員として受け入れたいと考えている企業に、もっともっと浸透してほしい部分です。

正直、今年は新型コロナウイルス感染症によってアスリート社員を諦めているアスリートが多いです。
この環境の中、競技ができる幸せと、諦めていくアスリートの姿に複雑な思いが込み上げてきます。

私も就職活動は長引いた方で、シーズンイン直前まで行いました。諦めずに最後まで頑張った結果だと思っていますが、今は私の時とは明らかに違う苦しい状況です。

この記事が、アスリートを目指している学生さん、アスリート採用を考えている企業の皆さんの後押しに少しでもなれば幸いです。

私はこの環境に感謝し、新型コロナウイルス感染症第2波に注意しながら精一杯トレーニングに励みます!!