チームいばらき！国体の結果報告および世界選手権・ユニバーシアードの大会案内

現在私はオーストリアのゼーフェルトという小さな街にいます。すでに始まっている「2019ノルディック世界選手権」の地です。私の出場レースもいよいよとなりました！
最後に今後の大会日程のご案内をしますので、ぜひご覧下さい。

本日は2月14日〜17日に北海道で行われました「第74回国民体育大会冬季大会スキー競技会」の結果をご報告致します。
今大会は私にとって本当に、本当に特別な大会だったのです。結果は下記のとおりです。

15日：クラシカル5km成年女子A…優勝
16日：フリー5km×4リレー…13位

まず国民体育大会（以下、国体）とは、日本で毎年開催されるスポーツの祭典です。冬競技の冬季大会と、秋に開催される本大会があり、開催地は各都道府県が持ち回りで行います。開催県は力が入り、非常に盛り上がります！！
都道府県対抗方式で行われ，男女総合優勝である「天皇杯」と，女子総合優勝である「皇后杯」獲得を目指し，都道府県代表の選手達が熱戦を繰り広げます。

今年の本国体は茨城県で開催される「いきいき茨城ゆめ国体2019」です！
現在私は「茨城県スキー連盟」に加盟しており、本国体開催県にあたり非常に盛り上がっています。
茨城本国体での「天皇杯」および「皇后杯」の獲得には今回の北海道冬季国体の得点がそのまま反映される為、雪の降らない茨城県では冬季競技の選手を「国体要員」として雇用しました。私もその1人として、今国体でのポイント獲得を誓い、社会人として競技を続けていく環境を整えるために茨城県とスポンサー契約をさせていただきました。

ポイント獲得は必須、その先には最高得点の「優勝」が期待されていました。期待していただけることは本当に嬉しい事ですが、今回ばかりは今までにないぐらいのプレッシャーを感じました（笑）

ゴール直後に見た電光掲示板の一番上に私の名前がでた瞬間、やっと肩の力が抜けた気がします。優勝という形で茨城県に貢献できホッとした思いが一番強いですが、素直に嬉しかったです。

茨城県の方々には、茨城県出身でない私を受け入れて頂き本当に感謝しています。レース中、止むことのなかった茨城県応援団の声援のおかげで最後まで頑張る事ができました。

そして今国体の為に依頼し、快く受けて頂いた最高のワックスマンとトレーナーさんは、私と同じぐらいのプレッシャーを感じていたと思います。私がベストを尽くせるよう、最高の状態に仕上げていただき、感謝してもしきれません。

この優勝は、私1人では絶対に勝ち取れませんでした。一緒に戦って下さり、本当にありがとうございました！！

17日に「第74回国民体育大会冬季大会スキー競技会」が終了し、冬季3競技（スケート、アイスホッケー、スキー）が終了した時点で、茨城県は「天皇杯」が第3位、「皇后杯」も第3位です！！
茨城本国体での天皇杯および皇后杯獲得に向けていいスタートを切れたと思いますので、あとは夏競技のみなさんを応援したいと思います。