フォーカスシステムズ

滝沢こずえオフィシャルブログ 一意専心

1月の大会結果報告〜全日本選手権大会編〜

前回、前々回と1月の大会結果報告を行なってきましたが、今回が最終編。
1月末に新潟県十日町市で開催された全日本選手権大会の結果をご報告します!

【天皇杯 第101回全日本スキー選手権大会 クロスカントリースキー競技】
・1/28(土):フリー10km…14位
・1/31(火):クラシカル30kmマス…7位

今大会は豪雪地の新潟県十日町市にて行われ、全日の大雪。
降り方も豪雪地ならではの大粒の雪で、コースを一瞬にして消してしまうような状況でした。
そして、新雪なのに湿雪という、ここにしかない状況に多くの選手やワックスマンが苦しみました。

そんな大変な天候の中、1/28のフリー10km種目に当社の応援隊が駆けつけてくれました!
休日にも関わらず、会社から約250kmも離れた現地まで、社長を含む10名の方が応援に来てくださいました。

5kmコースを周回だったので、2周目に入る時、皆さんの応援がよく聞こえて、本当に頑張れました!
1月の札幌で同じフリー10km種目がありましたが、その時に比べて順位が大幅に上がったのは、応援のおかげだと思います。

地味なスポーツに見られるクロスカントリースキーですが、選手と応援の距離が近い素晴らしい競技です。
レース中、応援の声がこんなにも選手に届くのは、スキー競技の中でこの競技しかないと思います。

いつも理解し、応援してくれる会社の人たちに、「私はこの競技で頑張っています」という姿を直接見てもらえたことが、何より嬉しい1日でした。

(ゴール後の記念撮影!)

1/31は、国内で年に1度の30kmレース。
今年は得意のクラシカル種目の為、かなり意識していたレースの1つです。

冒頭でもお伝えしたように、とにかくワックス(※)が難しい天候・雪面状況でした。
※ワックスとは、スキーの滑走面に塗って、滑走性をあげるもの。また、クラシカル種目においては、グリップワックスと言う、上り坂を登るための滑り止めのことを示します。

30kmレースでは途中でスキーの交換が可能です。イメージをするならばF1のタイヤ交換。
今大会は、女子は2台の交換スキーを用意でき、実際に交換できるのは1台のみというルールでした。

私は、最初に用意したスキーがイマイチ合わず、半分の15kmを滑り終えた時にスキー交換を行いました。
交換したスキーがしっかりと噛み合い、後半15kmでは順位を上げ、最終7位でゴールしました。
入賞まであと一歩。悔しい気持ちもありましたが、最後までしっかりと滑ることができ、最終ラップは1位だったので、満足しています!

何度も経験してきた30kmレースですが、今までで一番過酷な30kmレースだったので、滑り切ったという達成感が強いレースとなりました。

シーズン終盤、残りのレースも悔いなく終われるよう、全力で頑張ります。