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滝沢こずえオフィシャルブログ 一意専心

頂上へ駆け登る!バーティカルレースに出場

5月8日(土)、初夏のような暑さを感じる中、長野県木島平村にて開催されたバーティカルレースに招待していただき、今シーズン初となるレースに出場しました!

【高社山バーティカルキロメーター2021】
・5/8(土):バーティカル5km…29歳以下の部 / 優勝(総合7位)

“バーティカルレース”を知らないという方は多いのではないでしょうか。実際、私も初めて出場した競技です。

バーティカルは垂直を意味し、バーティカルレースは、スタート地点の山の麓からゴール地点の山頂まで一気に駆け登る競技です。
今大会のコースプロフィールは、全長4.5km、標高差880mでした。

スタート前はスキー場と急勾配の登山道を、陸トレを開始して間もないこの時期に走り切れるのか不安でいっぱいでしたが、スタートしてしまえば、なりふり構わず無我夢中で駆け上っていました!

ゴール後は、自分が想像していたよりも粘り強く走り切ることができたと感じ、今シーズンの初レースは良いスタートが切れました。冬のシーズンに向けて、さらにレベルアップできるよう、ここから本格的に始まる陸トレを頑張っていこうと思います!!

クロスカントリースキーヤーがよく耳にする「夏泣いて冬笑う」という言葉があります。冬のシーズンで笑えるように、夏の苦しいトレーニングに励むという意味を持ち、苦しいトレーニングの時こそ、この言葉を唱え、冬のシーズンで勝っている自分の姿を想像し自分を鼓舞して乗り越えます。

バーティカルレースは、平均心拍数が180を超え、後半は乳酸で足が上がらなくなり、まさに泣けるぐらい辛かったですが、その辛さや乗り越える粘りはクロスカントリースキーそのものでした。
野山を駆けるところもクロスカントリースキーと共通していて、良いトレーニングになったので、これからはバーティカルレースにも積極的に出場していきたいです!

次戦は、たかやしろトレイルランニングです。
毎年出場しているレースでもあるので、特にペース配分を意識し、総合での入賞を目指して頑張ります!

【たかやしろトレイルランニングレース2021】
・5/29(土):トレイルランニング12km

まだまだコロナ禍ではありますが、私たち競技者が自分の限界に挑み、積上げてきたトレーニングの成果を発揮できる場があることに感謝し、全力を尽くしたいと思います。

(地元のかわいい後輩たちと山頂で記念撮影をしました!)