フォーカスシステムズ

滝沢こずえオフィシャルブログ 一意専心

自分の現状を知る!~たかやしろトレイルランニングレース2021〜

5月29日(土)、今年もたかやしろトレイルランニングレースに出場しました。
前回のブログでも告知しましたが、今回は高社山を登って下る総距離12kmのレースです。
毎年、これから本格的な夏が始まるこの時期に、現状を知るために体力測定の一環として出場しています。

【たかやしろトレイルランニングレース2021】
・5/29(土):トレイルランニング12km…総合7位(29歳以下の部 / 優勝)

今大会では「総合入賞(6位まで)」を目標に掲げて挑みましたが、一歩及びませんでした。レース直後よりも、少し時間が経った今の方が悔しさを感じます。

私は自分で下りが苦手だと考えていました。勝つための作戦は、『登りでリードを稼ぎ、下りは必死に逃げ切る』。
実際レースでは、前半の登りで思うようにペースが上げられず苦戦、しかし後半の下りは踏ん張りがきいて近年で1番良い走りができました。
特に身体のポジションを意識してトレーニングを積んできたので、身体が遅れやすい下りでも良いポジションをキープでき、ブレーキの少ない走りができたのだと思います。

大会に出なければ気づくことができなかった変化です。
これだから、どんなにキツくてもレースに出場するのが楽しいのです!

普段1人で行なっているトレーニングとは違って、レースで競い合う相手がいると、ペース配分や息づかい1つで探り合い、心理戦も相まって、自分自身の現状を知るきっかけになります。
追い込まれれば追い込まれた分だけ強くなる人もいれば、いつだって冷静沈着な人もいて、自分自身だけでなく、相手を知ることもできます。

(スタートして1.2km地点。応援は本当に力になります!)

女子は今年のレースで上位5人が歴代トップ10のタイムにランクインしました。
上位選手のレベルが高かったからこそ、今大会で私自身もその上位争いに絡み総合入賞を達成していたなら、それがどれほどの自信に繋がっただろうと、こう思えてなりません。
私はクロスカントリースキーヤーですが、トレイルランニングの選手とも勝負できるようになりたいと思っています!
その結果、クロスカントリースキーも速くなれると思うので、これからもどんどん挑んでいきたいです。

次に予定していたレースは新型コロナウイルス感染症によって中止となってしまい、当分の間レースがありません。
月に1回はレースに出場できると、競い合う相手がいて、全力で挑戦するレースならではの感覚を継続して養えるので良いのですが、なかなかうまくはいきません。
レースに出られない期間は、近くにいる選手に声をかけるなど工夫して競い合える環境を作り、なるべくレースに近いトレーニングを行っていきたいと思います!!