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滝沢こずえオフィシャルブログ 一意専心

4年間の全てをかけた第100回全日本スキー選手権大会の結果報告

記念すべき100回目を迎えた全日本選手権大会が、北海道音威子府村にて開催されました。
100年という歴史がある今大会は、4年に1度開催される国際大会の選考レースでもありました。

結果は・・・

【第100回全日本スキー選手権大会】
・12月21日(火):クラシカル1.7kmスプリント…17位(予選11位)
・12月22日(水):クラシカル5kmマススタート…7位
・12月23日(木):フリー5kmパシュート…9位
・3日間の総合成績…8位

女子の場合、総合成績上位2名に出場権利が与えられた為、私は権利獲得とはなりませんでした。

スタート前にはこの4年間の全てが回想されました。
なかなかうまくいかなかった4年間だったので、すごく長く感じましたし、何度もやめようと思いました。
それでも、やめなかったのは「あの大舞台に立ちたい」という想い以外ありませんでした。

“4年に1度の大舞台、勝てば誰でも行くことができる”
4年前には無かった選考基準です。
出場を目指す全選手に平等にチャンスが与えられる様になったのはつい最近のこと。
次を目指すとなった時、どうなっているか分からないからこそ、今回ダメでも次があると簡単には割りきれません。

最終日の前夜はほとんど眠ることができませんでした。
こんなことは初めてで、それが良いのか悪いのか、今は分かりませんが、そのぐらい想いが強かったのは事実です。

また、学生だった4年前の私と、社会人になって目指した今回とでは、重みも価値も、背負うものも全然違いました。
全てを力に変えて全力で戦いましたが、力不足でした。

国際大会への出場権が総合成績上位2位以内という条件がなければ、全日本選手権での8位は決して悪くないのに、それ以上でもそれ以下でもない、なんでもない8位にしか感じません。

“結果が全て”と痛感した時でした。

すごく落ち込みましたが、実はまだ終わりではないのです!!

最後の1枠をかけた戦いが、1/8(土)・9(日)に北海道札幌市白旗山競技場にて開催されます。

まだチャンスがある!
あとはもう、気負わず自分を信じ、全力を出し切りたいと思います。頑張ります!!