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滝沢こずえオフィシャルブログ 一意専心

怒涛の5連戦 をお見せします!

本日は、1月に出場したレースの結果報告及び、その中の5連戦の様子をお届けします!

まずは1月に出場したレースの結果をご報告します。
1/8〜10に出場した【札幌シリーズ】については前回のブログにて報告していますので、こちらからご覧ください。

【第77回国民体育大会スキー競技会茨城県大会】
・1/11(月)クラシカル5km…優勝

【令和4年度県民総合体育大会スキー競技会茨城県大会】
・1/12(火)フリー5km…悪天候のため中止

【第88回長野県スキー選手権大会(全日本スプリント)】
・1/20(木)クラシカル1.2kmスプリント…4位(予選4位)

コロナ禍でのシーズンも3年目を迎え、依然として制限はありますが、なんとか大会が開催されるようになってきました。
今シーズンはこれだけ多くの大会に出場でき、本当に嬉しく思います。

また、近年悩まされていた雪不足ですが、今年は各地が大雪に見舞われるほどですね。皆さんにとっては大変かと思いますが、スキーヤーにとってはこの上ない恩恵です!!

(家の屋根にできた氷柱!)

さて、タイトルにもある「怒涛の5連戦」ですが、1月8~12日の間、札幌での3連戦を終え、そのまま飛行機で移動し山形での2連戦と続きました。まさに怒涛の5連戦!
シーズン中のハードスケジュールの様子を動画にてお届けします!

クロスカントリースキーヤーの私や競技のことが少しでも具体的に伝われば嬉しいです!ご覧ください。

いかがだったでしょうか。

札幌での3レースは、国際大会に繋がる選考レース。蔵王での茨城県大会2レースは2月中旬に開催される国民体育大会の予選会。
その為、「全レース出場」以外の選択肢はありませんでした。
全レース出場する為にはどうしたら良いか、交通手段やルートを決めました。

こんなにもハードなスケジュールはたまにしかありませんが、普段も、レースに出場したら次のレースの地へ移動するということを繰り返しています。

そして、クロスカントリースキーでは稀ですが、5レース目は悪天候による中止となりました。
この競技は雷が鳴らない限りやると言われているぐらい、大抵の風や雪や雨、時には霰が降ろうとも開催されます。
(気温がマイナス20度を下回る場合は中止になります。)

今回は、雷が鳴っていたわけではありませんが中止となりました。
選手が建物内に避難していた中、「5分後に決断します」と言って外に立ち続けていた運営責任者の姿に、私はグッとくるものがありました。

皆レースのためにここまで来ていますし、そこにかかっている費用や時間、労力が戻ってくることはありません。
ここまで準備してきた私たち選手の想いや、朝早くから夜遅くまで会場設営などの準備をしてくださった運営の方々の想い、全部を背負ったうえでの判断です。苦渋の決断だということが痛いほど伝わってきました。

レースが無くなってしまったことは残念ですが、なかなか無い経験ができたと前向きに捉え、切り替えていきます!

次戦は2/19(土)、秋田県鹿角市で開催される第77回国民体育大会です。
ベストパフォーマンスが発揮できるよう準備し、精一杯頑張ります!