本日は大事なご報告をさせていただきます。
タイトルにある通り、私は2022-23シーズンを持ちまして、クロスカントリースキー競技を引退しました。
ここまで、たくさんの応援やご支援、本当にありがとうございました!
前回のブログで結果をご報告した、2月19日(土)の「いわて八幡平白銀国体」がラストレースとなり、多くの方が現地に駆けつけ、ラストレースを見届けてくれました。
みなさんのおかげで本当に幸せなスキー人生だったと思うことができ、心から感謝しています。
引退の大きな決め手となったのは、2021-22シーズンに、最大の目標とした4年に1度の国際大会に出場できなかったことです。
シーズン終了直後は、1年ずつ頑張った先にもう一度チャンスがあればいいなと思い、再び夢を追いかけ始めましたが、「満足な結果が出ない」「満足な結果を出せる未来も見えない」と思い、「もう選手としては頑張れない」という答えに行きつきました。
この「満足な結果」というのは、私のものさしでしかありませんが、日本代表としてワールドカップや世界選手権などの大きな国際大会に出場することです。
世界で戦えるような結果を求めていました。
これまでたくさんの世界大会に出場させてもらったからこそ、「世界の舞台」へのあこがれが強く、国内の表彰台ではなく、あくまで世界で戦える選手でいたかったのです。
競技寿命が長いと言われるこの競技、社会人で続けると決めた時、引退はまだまだ先であると想像していました。
ただ、引退が早まる未来も想像はしていて、その時は結果が出なくなった時だと思っていました。
就職活動中、当社との面接で「結果が出なくなっても、その要因がはっきりと分かり、改善の余地があると思った時は続けさせてください。また、精一杯努力しても結果が出なくなった時は、ダラダラと続けずやめます。」と伝え、その要望を当社は受け入れてくれました。
どうなったらやめるのか、社会人アスリートになる前から決めていたことです。
当社から引退を強要されたことは一度もなく、引退のタイミングを私に一任してくださったおかげで、競技人生をやりきることができました!!
思いのほか早い引退となりましたが、私の中で全く悔いはありません。
精一杯やった結果ですし、今はやり切った気持ちでいっぱいです!
これからは、別の立場からクロスカントリースキー競技を盛り上げていきたいですし、一社会人として、社会の役に立てるよう頑張っていきたいと思います。
第二の人生も応援していただけると嬉しいです。
クロスカントリースキーヤー滝沢こずえに関わってくださったすべての方々に感謝しています!
本当に、本当にありがとうございました!
最高のスキー人生でした!!