フォーカスシステムズ

滝沢こずえオフィシャルブログ 一意専心

シーズン終盤!白峰・国体の結果報告

あっという間にシーズン終盤となりました。
本日は2月に出場した白峰大会および国民体育大会(以下、国体)の結果をご報告します。

【FIS Far East Cup 2023 白山白峰クロスカントリースキーレース】
・2/11(土):フリー5km…7位
・2/12(日):クラシカル1.5kmスプリント…3位

【特別国民体育大会冬季大会スキー競技会 いわて八幡平白銀国体】
・2/19(土):クラシカル5km…2位

白峰大会1日目は今までで一番のアイスバーン。下りは全く止まれないし、曲がれないという状況。
転倒した選手は出血を伴う怪我をしたり、レースウェアーが破れてしまったりするほど、雪面はガリガリの氷でした。
私は、怖くて転ばないようにするのが精一杯…。そこに1秒でも速くという意識は遠のいていました。

今回のトップ選手たちは、アイスバーンでもロスなく滑れていて、技術の差を感じました。
どんな状況にも順応できる強さが、トップ選手だなぁと感心してしまうほどで、とても勉強になりました。

2日目は得意のクラシカル!
前日のフリーが7位と入賞できなかったので、「絶対に入賞する!」という気持ちで挑みました。

決勝まで勝ち進み、決勝では他選手の転倒があり、私は巻き込みも回避することができたので3位入賞!!
運が味方をしてくれて、今シーズン初めてFISレースの表彰台に上ることができました!

決勝は、メンバーを見ても厳しい戦いになると思っていましたが、最後まで諦めなかったので、ラッキーレースでも本当に嬉しかったです。

(表彰式にて。私、嬉しそうですね。)

今回の白峰大会は、ワックスマン不在の為、今シーズン初めて最初から最後まで自分でワックスを仕上げました。

ワックスを塗ったり剥いだりする作業は一通りできますが、無限にあるワックスの中から何を選ぶかといった知識は無いため、そこは母校に情報を共有してもらいながら行いました。
いつも感謝してもしきれない想いでいますが、改めてワックスマンの凄さや有難みを身に染みて感じられる機会となりました。

滑っているときは1人で孤独なスポーツですが、いろんな人に支えてもらってスタートラインに立つことができています。
今大会は、結果以外に気持ちの面で、たくさん得るものがありました。

(誰が勝ってもおかしくない大混戦の決勝)

次は岩手県で開催された国体についてご紹介します。

国体は私にとって特別な1レース。
なぜなら、社会人アスリートとしてクロスカントリースキー競技を続けるため、国体要員として茨城県にサポートしてもらっているからです。

年に一度、各都道府県が頂点を目指す大会。茨城県代表として戦う1レースなのです。
1位から8位まで得点が与えられるので、優勝して最高得点を茨城県に持ち帰ることが目標でしたが、惜しくも2位でした。

悔しい気持ちもありますが、私の滑りはベストだったので受けとめています。
2位ですが、しっかりとポイントを獲得し、茨城県に貢献出来たので良かったです!

2月は、優勝こそできなかったものの、全国の舞台で2度表彰台に上ることができ、上出来だと思います。

(左から、私〈茨城〉・石垣選手〈秋田〉・渡邉選手〈三重〉)

最後に、次回は大切なご報告がありますので、ぜひご覧くださいね!