9月に入り、少しずつ秋らしくなってきたように感じます。
シーズンインまで3ヶ月を切りました!
今年の夏はレースが一切ない状況でしたが、延期等により今後予定されているレースに向けて前向きに頑張っているところです。
本日は、普段と違ったトレーニング内容をご紹介します!
私は普段、クロスカントリースキー特有の“野山”の地形を使ったトレーニングや、スキーに近い陸上トレーニングとしてローラースキーを多く行なっています。
他に基礎体力向上の為、自転車トレーニングやウエイトトレーニングなども行なっています。
今年の夏は、普段のトレーニングとは結びつかない“水上”で行うSUP(サップ)をしました!
SUPとは「Stand Up Paddleboard(スタンドアップパドルボード)」の略で、その名の通りボードの上に立ち、パドルを漕いで進むウォータースポーツです。
今年は2度挑戦しましたが、1度目は猛暑日が続く中で、リフレッシュを兼ねたアクティブレストとして、休みの日に遊び感覚で行いました。
この時私は、SUPはトレーニングではなくアクティビティだと思っていました。
しかし、2度目のSUPで考えが変わりました!!
2度目は、知り合いのコーチに誘っていただき、スキー仲間と一緒に指導してもらいながら行いました。
パドルの漕ぎ方はクロスカントリースキーのダブルポールという走法と同じなのです。
結びつかないと思っていたSUPとクロスカントリースキーが結びつき、考えが変りました。
私はダブルポールが大の苦手なので、SUPから身体の使い方を学ぶのもいいなと思いました!
全身の体感やバランス感覚を鍛えられるエクササイズの効果もあり、SUPの上でヨガや三点倒立も行いました!
SUPもクロスカントリースキーも不整地で安定感のない道具を安定させなければならなかったり、道具を使って推進力を生み出したりと共通点もあり、クロスカントリースキーの夏場のトレーニングの一つになるのではないかと思いました。
何も考えずに行うSUPはリフレッシュになってとても楽しかったですが、身体の使い方を学ぶSUPは楽しさも辛さも両方ありました!
普段、アスリートに限らずどんな人でも行き詰まることがあると思います。トレーニング、勉強、仕事、就職活動など…。
そんな時、新しい視点で物事を捉えられると、解決のキッカケになったりしますよね。
新たなことに挑戦するのは本当に勇気の要ることですし、簡単なことではありませんが、思い切って挑戦する事も大事だと思います。
まだまだSUPを知らない人からは、遊びと言われるかもしれませんが、そんな人たちにもクロスカントリースキーと結びつけて伝えられたら良いなと思いました!!