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滝沢こずえオフィシャルブログ 一意専心

ワールドカップ開幕!

先週末24日、25日にフィンランドのルカにてワールドカップが開幕しました!
ここでは、ノルディック種目(クロスカントリー、コンバインド複合、ジャンプ)が一斉に開幕します。
スキーリゾートのようになっており、ホテルやコテージに併設したジャンプ台やクロスカントリースキーのコース、アルペンスキーやスノーボード、フリースタイルなどのスキー場があり、様々なスキー競技ができるようになっています。
ワールドカップということで世界のトップ選手が集まり、またそれぞれの競技の日本人選手もたくさんいて賑やかでした!

ここルカでのワールドカップ開催は2度目ですが、私は初出場です。
4年にもワールドカップに出場するためルカに来ましたが、ワールドカップ前のFISレースで結果を出せなかったため「帰国」を宣告されました。目の前で出るはずだったレースを見て日本に帰国した悔しい思い出があります。そこからワールドカップに出場するまで2年かかり、4年経ってやっとここルカでスタートが切れました。

そんなワールドカップ初戦、私は25日に行われた10kmクラシカル種目に出場しました。
結果は、66位(トップから4:18)でした。世界は強い。速すぎる…。

まだまだ良い感覚がつかめず迷っています。
「どうしたらいいのだろう…。」考えればそんなことをずっと思っています。「どうにかしないと」と言う焦りと、どうにも上手くいかないもどかしさ。絶対に自分を諦めてはいけないと思うので、今はひたすら我慢の時。絶対に這い上がりたいと思います。
今回のレースは急な上り坂が多いタフなコースだったので前半抑え気味に行った結果、前半の入りが遅すぎました。やはり、ワールドカップともなると前半抑えて後半捲れるような世界ではないので、もっともっと攻めたレースをしなければと思いました…。

ただ、前回のブルックスヴァラナでのFISレースでは優勝したKALLA選手(スウェーデン)とのタイム差が4:23に対して、今回は3:56と30秒ほど縮まりました。
さらに、今回は7戦目のワールドカップでしたがトップ選手とのタイム差でつくFISポイントが一番良かったです。
結果としては全然良くありませんでしたが、少しずつ、ほんの少しですが良くなった部分もあるのかなと思います。

フィンランドでの1週間が終わり、次戦の地ノルウェーのリレハンメルへ移動です。毎回長時間の移動と、少しの時差が辛いです。しかしノルウェーはクロスカントリースキー発祥の地であり、強豪国です。クロスカントリースキーヤーとしてワクワクしています!

レースの日程は下記の通りです。

11月30日:スプリントフリー
12月1日:10kmフリー
12月2日:10kmクラシカル パシュート

 

次から次へとレースになりますが、限られた時間の中でベストが尽くせるよう、最大限の努力をしたいと思います。

頑張ります!!!