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滝沢こずえオフィシャルブログ 一意専心

雨ニモマケズ

いよいよ全国的に梅雨入りしましたね。どんよりとした空や、ジメジメとした空気に気分も上がりません…。

しかし、そんなことを言っていられないぐらいトレーニングが大切な時期です。
夏はすぐそこ!!本来ならランニング系の大会は始まっています。

この時期は雨との戦いでもあります!

クロスカントリースキー競技は屋外スポーツなので、普段のトレーニングも9割は屋外で行なっています。

雨の日でも、基本的には予定しているトレーニングメニューを行いますが、あまりにも雨脚が強かったり、強風だったり、ましてや雷がなっている場合は命に関わるので無理はせず、メニューを変更します。

何日も雨が続くこの時期は、毎日メニューを変更するわけにはいきませんし、変更したところでできる屋内トレーニングは限られています。
命に関わるような天気ではない限り、毎日のように雨に打たれています(笑)


志賀高原にて、この日は雨の中ローラースキーのヒルクライムを行いました。

ここでとても気をつけていることは「風邪をひかないこと」です。
せっかく雨に打たれながらも積み上げたトレーニングが、風邪を引いてしまっては無駄になってしまいます。

“日々トレーニングをしている人は、体力があって身体が丈夫だから風邪をひかない”と思っている方は少なくないと思います。

しかし、アスリートのトレーニングというのは、一般人の健康維持のための運動とは違い、身体を極限まで追い込むため、実際はダメージが大きいのです。ダメージの積み重ねとも言えるでしょう。

適度な運動によって上がる免疫機能は、逆に激しい運動になると下がってしまうのです。

アスリートの疲労している身体は、ウイルスと戦う力が一般の方より低いと言えるでしょう。だから、当たり前なことですが「風邪をひかない」ように努力します。雨に濡れると体温が下がり、それだけでも免疫力が低下するので、雨の日のトレーニングはより気をつけなければなりません。

そこまでして雨の中でトレーニングする意味とは…、雨の中でも大会は行なわれるからです!

大会に向けてトレーニングしている以上、大会と同じ状況下でのトレーニングが必要です。雨や霰が降っていようが、強風だろうが大会中止にならないのがクロスカントリースキーです(笑)本当にタフな競技だと思います。

日々のトレーニングの成果を発揮できる「大会」の場が無くならないのは幸せな事です。

今は新型コロナウイルスの影響で大会がありませんが、来たる大会に向けて雨ニモマケズ、トレーニングに打ち込みます!

皆さんも風邪をひかないよう、梅雨ニモマケズ、元気にお過ごしください!!