フォーカスシステムズ

滝沢こずえオフィシャルブログ 一意専心

2019-2020シーズンを振り返って

2019-2020シーズンが様々な影響で呆気なく終わり、シーズンオフとなりましたが、すでに来シーズンに向けて始動しています。早いもので、社会人アスリート3年目に突入しました!

2019-2020シーズンは、簡単にまとめると「少ないチャンスをものにできなかった」シーズンでした。

社会人アスリート1年目を経て、2年目だった2019-2020シーズンは練習量も上げ、様々なことに挑戦してきましたが、うまく結果に結びつかなかったのが大きな反省点です。

練習に関して、「量」は今までより取り組みましたが「質」に対して不十分だったように感じます。なぜならば、2019-2020シーズンから「1人」で活動しなければならなかったからです。今までは学校の部に所属しており、2018-2019シーズンは茨城県チームとナショナルチームでの活動がほとんどでした。
1人での活動が大変ということは見当がついていたので、周りの人にお願いをして一緒にトレーニングをしてもらいましたが、この“やり方”が良くなかったように感じます。
色んな人とトレーニングをする取り組み自体は、やはり1人より複数の方が追い込める感覚があるので間違っていなかったと思いますし、今後も継続していきたいです。

しかし、一歩間違えると相手に合わせ自分の軸が無くなってしまいます。私にその感覚はなく、競り合える相手がいたことが嬉しかったですし、参加できるところには全て参加していました。その結果、色んなチームの合宿に“連続”して参加したことでハードトレーニングが続き、反動で全く身体が動かない期間がありました。振り返ってみると、軽度のオーバートレーニング症候群を発症していたと思います(汗)

ここで、勢いで突っ走ってやればいいという訳ではないことを身をもって理解しました。

理想は、すべてを管理してくれるようなコーチがいたら良いのですが、そういった環境が厳しい以上、自分自身でコーチングしていかなければなりません。
さらに、2019-2020は色んなことに取り組みました。「1人」を避ける取り組みもその一つですし、他にもバイオメカニクスの観点から滑りのフォームを見てみたり、1人で海外遠征に行ったりもしました。色んな事に挑戦し、多くのことを得られた1年だったと思いますが、時にキャパオーバーを感じました。だからこそ、来シーズンはシンプルに行こうと決めました!!

あれもこれもと欲張らず自分で取捨選択し、優先順位を決めて動きたいと思います。
常にベストを求めて、やるべきこと、必要なことは何かを考え、洗練していく必要があると感じました。
社会人として3年目を迎える来シーズンは「結果」にこだわります。

今年は2年に1度の開催である「世界選手権」があり、また「北京オリンピック」の前年度と、ポイントとなる1年です。
また「世界選手権」という大舞台でレースがしたいです!そして「北京オリンピック」につながるような大会にできたらと思っています。だから勝負の1年となり、結果にこだわらなければなりません。あえてプレッシャーをかけていこうと思います!

今シーズンたくさんの応援、本当にありがとうございました。
来シーズンも夢に向かって努力しますので、変わらぬご声援をよろしくお願い致します。