フォーカスシステムズ

滝沢こずえオフィシャルブログ 一意専心

惨敗。富山国体の結果報告

こんにちは!
本日は2月18日(火)に富山県南砺市にて開催されました「第75回国民体育大会冬季大会スキー競技会」(以下、国体)の様子をご紹介します。
また、今後の大会についてもお知らせがありますので最後までご覧いただけたら嬉しいです。

【第75回国民体育大会の結果】
・2/18(火):クラシカル5km…10位

まず、国体の結果はタイトルにもあるように惨敗してしまいました。

レース当日は大荒れの天候となり、雪不足で開催が危ぶまれていたことが嘘のような大雪でした。180度変わった雪のコンディションは本当にワックスマンを悩ませたと思います。

そんなコンディションに合わせられなかった今大会は惨敗を喫してしまいました。

スタート前に確認したグリップワックスでは弱いと感じ、強くしてもらいましたが上手くいかず、後戻り出来ないレースのスタートを切った時に絶望を感じました。
グリップワックスが全く効かない中で、5kmという距離を滑り切ることがどれだけキツイことか分かっているからこその絶望でした。

ただ、私にはこの国体はいつも以上に結果が求められる理由があります。
それは、以前のブログでも紹介した通り、社会人スキーヤーをするために当社の理解のもと「国体要員」として「茨城県スキー連盟」とスポンサー契約を結んでいるからです。
国体要員として、国体では茨城県代表選手として戦い、ポイント獲得が期待されているのです。言ってしまえば国体の1レースの為に1年間サポートして貰っています。

しかし、今年は10位という結果で、ポイントを獲得することができませんでした。
本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。自分の実力を出す以前の問題で悔しくて、どこにもぶつけられない感情が苦しかったです。

レース後、茨城県の人達は誰も私を責めませんでした。
むしろ、謝る私に「謝る事なんてない」と言ってくださいました。そんな姿により申し訳ない気持ちで一杯になりましたが、来年必ずリベンジを果たそうという気持ちにさせてくれました。
国体の雪辱は国体で果たします!!

今大会が終わってすぐに、反省と来年に向けての話し合いをしてくださった茨城県スキー連盟の会長はとても心強く、感謝を結果で返せるようにもっともっと頑張らないといけないと思いました。

今大会、絶望しながらもゴールするまで諦めずに滑りました。
やはりその背景には当社のサポートはもちろん、茨城県の皆さんの為に「なんとしてでもポイント獲得」という想いがあったからです。
クリップが効かない分たくさん腕を使った結果、無理な滑りをしてしまい、右肩を痛めてしまいました。「何をしているのだろう…」と落ち込む反面、「ここまで頑張った」とも思います。怪我をして気づかされる事はとても多いので、改める部分はしっかりと改めて強くなりたいと思います。

そして、今後の大会スケジュールが下記の通り変更になりましたのでお知らせします。

【第40回十日町カップクロスカントリースキー大会】
・2/29(土):フリースプリント…雪不足の為中止
・3/1(日):フリー5km…雪不足の為中止

【第91回宮様スキー大会国際競技会】
・3/6(金):クラシカル5km…新型コロナウイルス拡散懸念の為中止
・3/7(土):フリー5km…新型コロナウイルス拡散懸念の為中止

【天皇杯第98回全日本スキー選手権大会クロスカントリー競技】
・3/12(木):クラシカル10km…新型コロナウイルス拡散懸念の為中止
・3/14(土):フリー30km…新型コロナウイルス拡散懸念の為中止

十日町カップおよび宮様大会は貴重なFISレースだったので、中止はとても残念ですが、仕方ありません。
また、最後の全日本選手権大会では最長距離の30km種目があり、滑りきる事で今シーズンもやり切ったと思えるようなレースです。

自然を相手にするスポーツ、道具を使うスポーツの難しさ、厳しさを痛感するシーズンです。

残すところ8レースだったのですが、2レースとなりました。しかし、その2レースもどうなるかわからない状況です。
なんとか開催されることを願い、肩の治療とトレーニングに励みたいと思います。

長くなりましたが最後に、2/23(日)に長野県で開催されたローカル大会の結果をご報告します!

【第22回木島平クロスカントリー競技大会】
・2/23(日):クラシカル5km…2位

本当は、肩の怪我があったので棄権する予定の大会でしたが、直前に十日町カップと宮様大会の中止が決まったので、もしかすると残りの大会も中止になり、今シーズン終了の可能性があると思い出場を決めました!
「絶対に無理をしない」と心に誓い出場しましたが、出場している時点で無理をしているかもしれません。。。

ただ、レースに出て思う事は、「レースは楽しい」それだけです!
レースに出るから結果が出て、結果が出るから「悔しい」とか「嬉しい」とか「もっと強くなりたい」とか思えるわけです。
最後の大会が開催されることを信じて、また頑張ります!