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滝沢こずえオフィシャルブログ 一意専心

シーズンイン!2019年内の大会結果報告

あけましておめでとうございます。
昨年、このブログで2019年の抱負を、年女だったので干支の「イノシシのように目標に向かって猪突猛進したい」と述べましたが、振り返るとそんな1年だったように思います。
なりふり構わず気になったことには挑戦し、その結果が良くも悪くも、積極的に行動した1年でした。
そのひとつとして12月には初めて1人で海外遠征をし、6レースに出場してきました。

本日は、海外での6レースおよび年末に行なわれた国内初戦のレース結果をご報告します。いよいよシーズンが始まりましたので、ぜひ最後までご覧下さい!

では、大会の結果をご報告します。結果は下記の通りです。

【OPA /FISレース ポクルジュカ大会(スロベニア)】
・12/7(土):フリースプリント…46位(予選敗退)
・12/8(日):フリー10km…43位

【FISレース ゼーフェルト大会(オーストリア)】
・12/14(土):クラシカルスプリント…15位(予選24位)
・12/15(日):クラシカル5km…13位

【OPA /FISレース セントウルリッヒ大会(オーストリア)】
・12/20(金)クラシカル10km…28位
・12/21(土)フリー10km…43位

【FEC/FISレース 第37回クロスカントリー音威子府大会】
・12/26(木)クラシカル5km…4位(総合4位)
・12/27(金)フリー5km…10位(総合11位)

シーズンインしてから2カ月が経ちました。レースが始まり、すでに8レースを終えましたが、ここまで一瞬に感じるほどあっという間でした。

シーズン初戦は海外レースからスタートし、スロベニアとオーストリアのレースに出場しましたが、出場した理由はチャンスを増やすためです。今年のワールドカップ派遣基準のひとつに「FISポイント55点以下獲得」が設けられており、簡単にクリアできるような基準ではないので、少しでも多くのFISレースに出ることと、なるべく良いFISポイントを獲得し、国内戦につなげたいと思ったからです。

10月上旬にレースへの出場を決めたのですが、その時はそもそも国内レースでの「FISポイント55点以下獲得」が可能なのかという疑問がありました。出場メンバーによって基準が決まるFISポイントはたとえ優勝してもFISポイント55点以下獲得が出来ない場合もあり、その場合は海外のレースに出ない限り今シーズンのワールドカップを諦めることになるので出場を決心しました。実際には国内レースでのFISポイント55点以下獲得は可能でしたが、私自身はトップから差がついてしまったので獲得することができませんでした。海外での6レースも、55点を切ることはできずに終わってしまいました。

現時点で、日本の中でFISポイント55点以下を獲得した選手は1名のみで、それだけ厳しい条件ということと、ワールドカップ出場はそれだけ凄いということです。
簡単ではないことはレース前から分かっていましたが、最初から諦めるわけにはいきません。

「FISポイント55点以下獲得」という目的は果たせませんでしたが、1人で行った海外遠征はものすごく得るものがありました!行って良かったと心から思います。

ここまで良いFISポイントが獲得できていないこともあり、次戦に向けて意気込んでいたのですが、残念なことに1月6日(月)〜1月8日(水)に札幌で予定されていた3連戦が雪不足のため中止になってしまいました。

今まで練習してきたものを発揮する場が無くなるのは本当に心が辛く、何のために日々苦しいトレーニングを頑張っているのか、モチベーションを維持する事が正直一番大変です。
ただ、シーズンが終わったわけではないので、さらに次に向けて準備をしたいと思います。どこも雪不足で次が開催できるのか不安なところですが、準備期間が長くなった分しっかりと準備をして頑張りたいと思います。