本日のブログは、当社所属アスリート「クロスカントリースキーヤー滝沢こずえ選手」とのコラボ企画の第2弾です。
今回は、社会人アスリートとなってからの心境の変化や結果を追い求めるモチベーションなどについて語っておりますので、是非最後までご覧ください!
齋藤:お久しぶりです(笑)。夏はお互いに合宿続きで、なかなか一緒に働く機会がありませんでしたね。
充実した合宿生活を送ることができましたか?
滝沢:雪上トレーニングのために2週間、ドイツへ合宿に行きました。その他にも国内のローラースキー大会に出場するなど、とても充実していました!
齋藤さんはどうでしたか?
齋藤:おかげ様でしっかりと練習できました!今は大会直前の最後の仕上げをしています。
滝沢:そうなのですね。いよいよシーズンが始まりますね!
齋藤:緊張しますが練習してきたことを全てぶつけようと思います。それでは、そろそろ本題に入ります。
滝沢さんは学生アスリートから社会人アスリートとなって、心境の変化みたいなものはありますか?
滝沢:あります。同世代の多くが感じることだとは思いますが、社会に出たことで、自分の行動の影響範囲が大きくなり、責任感が増しました。
競技に置き換えると、学生時代よりも強く「結果を出さなければ!」と思うようになりました。
齋藤:その気持ちはよく分かります。
僕も入社したころは同じように思っていました。ただ、今はそのころとは少し心境が変わっています。
滝沢:どのように変わったのですか?
齋藤:普段仕事を手伝ってくれる先輩社員や社内イベントでお会いした社員に「頑張ってね」とか「応援しているよ」と、たくさんの声援をもらううちに、「この人たちの期待に応えたい」と思うようになりました。入社したときの「社会人としてスケートをやるからには結果を残さなければ」と考えていたころよりは、結果を求めるモチベーションが内側から沸き起こってくる感じがします。
滝沢:社会人になってから、私の身の回りでもスキーに興味を持ってくれたり、「頑張ってね」と応援してくれたりする方が増えたように感じます。
齋藤:会社に所属して競技をやっているので「結果を出さなければ」という気持ちは大事ですが、最終的に勝つのも負けるのも自分自身なので、自分が「~したい!」と思うもののために頑張らないと、最後の最後で力が出ないような気がします。
滝沢:最終的には自分のために頑張っている中で、齋藤さんにとって会社は「社会人としてやるからには結果を出さなければいけない」と思わせるものではなく、「応援してくれる方たちの期待に応えたい」と思えるものなのですね。
齋藤:まとめてくれてありがとうございます(笑)
そうですね!「結果を出す」という方向は同じですが、モチベーションには大きな差があると思います。
滝沢:まさに「応援が力になっている」という感じですね。
その応援についてですが、実際に社員が現地まで応援に来てくれたことはあるのですか?
齋藤:もちろんありますよ!むしろ、ほとんど毎試合来てくれています。
入社一年目には北海道・札幌市で行われた大会にも来てくれましたし、関西圏で大会が行われるときは、大阪支社の社員も応援に来てくれます。
滝沢:北海道や大阪にも来てくれたのですね!
実際に応援に来てもらってどうでしたか?
齋藤:やっぱり力が出ますよ!
中にはご家族と来てくれた社員もいて、お子さんから「齋藤選手頑張れー!」って声援をもらったときは、「よし!やってやるぞ!」と気合が入りました。
ほんのちょっと緊張もしますけどね(笑)
滝沢:確かに力が湧いてきそうですね!それに、すごく“スポーツ選手”って感じがします!
実際に応援に来てくれた社員の反応はどうでしたか?
齋藤:皆さん「思っていたよりも楽しかった」とか「迫力があってかっこいい競技だね」と言ってくれています。
ただ、昨シーズンはレース中の怪我で心配をかけたりもしたので、正直なところ本当に皆が「応援に来て良かった」と思ってくれているかはわかりません。だからこそ僕は、「ショートトラックの応援って楽しい」と思ってもらえるような良いレースをしたいので、目の前のレースに集中して臨んでいます。
滝沢:私たちは応援で力が出る、応援に来てくれた社員は「楽しかった」「また応援に来たいな」と思える、そんなWin-Winな関係になれたら最高ですね。
齋藤:本当にその通りだと思います。
正直なところ僕たちアスリートが試合中にできることは、本気で競技することだけです。その本気の姿を見せることで、応援に来てくれた方が何か一つだけでも「応援に来て良かったな」と思えてもらえたら嬉しいです。
齋藤×滝沢コラボ企画vol.2-part1は以上となります。この続きは、part2にてお送りしますので、次回更新をお待ちください!