フォーカスシステムズ

滝沢こずえオフィシャルブログ 一意専心

今シーズンの振り返りと今後の挑戦~齋藤×滝沢コラボ企画vol.5~

今回はショートトラックアスリートの齋藤悠選手とのコラボ企画です。
私たちのブログ を見てくださっている方は知っていると思いますが、この企画も第5弾となりました!!
見ていないという方は是非、下記のリンクからご覧ください!
第1弾 / 第2弾 / 第3弾 / 第4弾

今回の企画はアスリート対談です。
つい先日シーズンを終えた私たちなので、「シーズンの振り返り」と「今年1年の振り返り」をテーマに、それぞれの想い・感じたことを語り合いました。

滝沢:お久しぶりです!約5ヵ月ぶりですね(笑) ひとまずシーズンお疲れ様でした。

齋藤:お疲れ様でした!リザルト見ていましたよ。お互い、怪我無く終われて良かったですね。
まずはざっくりとですが、今シーズンいかがでしたか??

滝沢:そうですね…、一言で言ってしまえば「不安定なシーズン」でした。ただ、自分でたてた目標の3分の2を達成できたことは評価しています。

齋藤:どんな目標をたてたのですか?

滝沢:1つ目は世界選手権出場、2つ目はユニバーシアードでメダル獲得、3つ目は全日本選手権優勝でした。この3つのうち、全日本選手権優勝は達成できませんでした。

齋藤:国内戦はうまくいかなかったけど、海外では戦えた感じですか?

滝沢:国内戦はうまくいったり、いかなかったりでした。全日本選手権は本当にうまくいかなかったです(笑) 海外では結果を残すことができなかったけど、ベストは尽くせたという感じですね。齋藤さんはいかがでしたか?

齋藤:僕は一言で言うとしたら「密度の濃いシーズン」でした。あらかじめ目標を設定し、そこに向かって練習するときの心構えがしっかりとあったので、今までよりも密度が濃かったのだと思います。

滝沢:指導者を変えたとか、合宿を増やしたなどの変化をつけたりしたということですか?

齋藤:合宿を増やしました!今までより長く遠征に行って、日本に氷がない時期に韓国で氷上トレーニングを行なったり、行くタイミングや期間を考えながら取り組んだ結果、今までで一番実りのある遠征になりました。結果に結びつかなかった部分もあり、そこは悔しいですが密度の濃い1年でした。

滝沢:齋藤さんから充実感が伝わってきます。シーズンが終わったときにやり切ったと思えるのはいいですね!

齋藤:そうですね!そういえば、滝沢さんは初めて会社の人が応援に来ていましたがいかがでしたか?

滝沢:すごく嬉しかったです!「頑張ろう」ってより思いました。空回ってしまいましたけど…(笑)

齋藤:緊張することもありますが、気持ちの部分で奮い立たせてくれて、社員の方々からの応援は本当に心強いですよね。

滝沢:その通りですね。私は齋藤さんの存在からも奮い立たせてもらっていました!1人じゃないと思ったら自然と頑張れましたし、齋藤さんの競技姿からパワーをもらいました 。

齋藤:同じ境遇の仲間がいたのは大きいかもしれないですね。僕は今年3年目で、1人でやってきた2年間があるからこそ余計に、今年1年は2人になって心強かったです。滝沢さんの結果が良いと自分のことのように嬉しかったのは、社会人アスリートとしての仲間意識ができたからですね。

滝沢:これからは、齋藤さんが築いてきた「社会人アスリート」を引き継いでがんばります!
来年はとにかく強くなりたいです。抽象的ですが、その一心です。もっともっと「社会人」と「アスリート」の2軸に対して本気になりたいという思いです。

齋藤:応援しています!僕は昨年度で競技活動が一区切りになりましたが、 社会人アスリートの気持ちは分かるので、いつでも相談してください。滝沢さんには、思う存分競技をしてほしいと思います。出社することや社外での業務も社会人アスリートの使命ではありますが、競技の面でやりたいことや行きたい合宿があるなら、それを優先するべきだと思います。この会社で僕たちアスリートにしかできないことがあります。そこを第一に考えてほしいと思います。僕は思う存分競技ができたから、滝沢さんにもそうなってほしいと思います。

滝沢:ありがとうございます。私もやり切ったと思えるまで競技と向き合い、挑戦していきたいと思います!!
齋藤さんは、社会人アスリートを始めるときに描いたビジョンと、社会人アスリートを終える今はいかがですか?

齋藤:始めるときのビジョンは「アスリート齋藤悠」をきっかけに会社に少しでも一体感がでたら嬉しいなという思いでした。今年1月の全日本選手権では多くの社員が応援に来てくれて、社長まで来てくださって、「アスリートを雇用しているから見に行かなきゃ」という義務的なものではなく、「アスリート齋藤悠」を見に来てくれたのかなって思いました。それは競技の成績ではなく会社に対して残せたもので、「アスリート齋藤悠」が会社にいた1つの意義を果たせたと思っています。

滝沢:かっこいいです。競技者として理想です。本当にお疲れ様でした!!

齋藤:ありがとうございます。最後に、今シーズン応援してくださった方々へのメッセージで終わりましょう!

滝沢:今シーズンは社会人1年目ということで、新たな環境の中で支え、応援してくださった皆さんの大切さを感じました。満足なシーズンではありませんでしたが、どんな時も気にかけてくださった皆さんのおかげで無事に今シーズンを終えられたと思っています。本当にありがとうございました。結果で恩返しできるよう、強くなります。今シーズン応援ありがとうございました!今後も応援よろしくお願い致します。

齋藤:今シーズンだけでなく、私の競技人生を支えてくださった多くの方々、本当にありがとうございました。皆様の温かい応援に本当に励まされました。今後は1人の社会人として、歩んでいきますが、競技生活で培ったものを糧に、頑張りたいと思います。
そして、滝沢選手はこれからもクロスカントリースキーに対して、一意専心頑張っていきます!引き続き滝沢選手をよろしくお願いします!

 

これでコラボ企画第5弾は以上になります。
アスリート社員同士、お互いが支えになり高めあえた1年でした。また、多くのご声援が私たちの原動力になりました。これからは競技の面だけではない、私たちの挑戦を応援していただけたらと思います。
たくさんのご声援、本当にありがとうございました!