こんにちは!
本日は先週の結果報告及びクロスカントリースキーについての紹介、今月末に開催される全日本選手権の大会案内をしますので、ぜひ最後までご覧ください!!
まずは、1月14日に山形県で行なわれました「国民体育大会茨城県大会」及び1月16日、17日に韓国で行われました「FISレース」の結果をご報告致します。
〇国民体育大会茨城県大会
14日:クラシカル5km…優勝
〇FISレース@韓国
16日:クラシカル5km…4位(トップから0:28)
17日:フリー5km…3位(トップから0:26)
当初、14日の国民体育大会茨城県大会には出場する予定ではありませんでしたが、急遽出場することになったため、韓国と山形県を6日間で2往復しました。その中で出場した3レースは疲労との戦いで非常に苦しいレースでした。
「良いFISポイント(※)を獲得する」ために出場したFISレースでは、全く目的が果たせずに終わってしまいましたが、多くの人に助けてもらいながらハードな日程を無事に終えられたことは、ポイント以外に得るものが沢山ありました。ありがとうございました。
※FISポイント・・・国際スキー連盟が管轄するレースにおいて、出場選手のレベルから、トップ選手とのタイム差によって与えられるポイントの事で、世界ランキングに直結するものです。
急遽出場した国民体育大会茨城県大会では、本戦である2月15日に札幌で行なわれる「第74回国民体育大会冬季大会スキー競技会」の出場権利を得ました!本戦も全力で頑張りたいと思います。
ここからは、もっともっとクロスカントリースキーを知っていただきたく、クロスカントリースキーについてご紹介したいと思います!
このブログでは、以前から何度も出てくる「クラシカル」と「フリー」というワードがありますが、なんのことなのか分からない人がいると思いますので、その違いについてふれたいと思います。
まずは、私の得意とする「クラシカル」とは、雪上にひいてある2本のレーンを使い、スキーの板をまっすぐ前後にのみ滑走させて良い走法です。登りもなるべくまっすぐに上るため、スキー板の滑走面には滑り止め(ベタベタなワックス)を塗ります。
平地では、足を揃えて腕で推して進むことが多いです。
クラシカル種目はルールが細かく、まだまだたくさん説明したい事がありますが、文字ではイメージしにくいと思いますので、下記の動画をご覧ください。
(2018年12月9日World Cupベイトストーレン大会 リレー種目の映像)
【クロスカントリースキー:クラシカル走法】
続いて「フリー」とは、スケート競技のようにスケーティングをする走法です。ただ、フリーというだけあって、一切の規制がなく何でもありです(笑)フリー種目でクラシカルをしても問題ありませんが、逆は失格になります。規制されていない中でスキーとストックを使い、速く滑るためには斜め前方に板を滑らすことが一番効率よく進むのでしょう。こちらも動画をご覧ください!
(2018年12月9日World Cupベイトストーレン大会 リレー種目の映像)
【クロスカントリースキー:フリー走法】
今日のブログでは、クロスカントリースキーについて少しだけ紹介しましたが、まだまだ知って欲しいクロスカントリースキーの知識や魅力があるので、今後も紹介したいと思います。
皆さんの知りたいと思うことや気になっていることがあれば教えて下さい!
このブログを通じて「クロスカントリースキー」というスポーツを少しでも多くの方に知っていただき、興味を持っていただけたら嬉しいです。
そんなクロスカントリースキーの熱い戦いが1月29日(火)〜31(木)日に長野県の白馬村にて開催されます。全日本選手権大会ということで、日本最高峰の滑りが繰り広げられますのでご都合がつく方はぜひ、開場まで足を運んで頂きたいです!!詳細は下記のとおりです。
【大会名】
第97回 全日本スキー選手権大会 クロスカントリー競技 (兼)FIS 世界選手権大会選考レース
【日程】
1月29日:フリー1.4kmスプリント
1月30日:クラシカル5kmマススタート
1月31日:フリー10kmパシュート
【会場】
長野県北安曇郡白馬村神城 白馬クロスカントリー競技場(スノーハープ)
大会詳細はこちらをご覧ください。
世界選手権に繋がる大事なレースです。自分の力を出し切れるよう、しっかりと準備して臨みたいと思います。優勝を目標に精一杯頑張りたいと思います。応援よろしくお願い致します!