シーズンインまで1か月を切り、今年も大会日程のお知らせがやってきました!
社会人アスリートになって今年で5年目!
4年周期の国際大会を節目にしている社会人選手も多いと思いますが、私は“5年”もひとつの節目だと思っているので、感慨深いものがあります。
今回はどんなシーズンになるか、とても楽しみです!
2022-2023seasonの大会日程は以下の大会カレンダーをご覧ください。
【国内レース】全日本スキー連盟の大会カレンダー
【国際レース】国際スキー連盟の大会カレンダー
今シーズンの目標は、2/22〜3/5にスロベニアで開催される世界選手権の日本代表になることです!
選考レースとなっている、札幌で行われる伊藤杯(1/7)およびトヨタ杯(1/8)で結果を出し、出場権を掴み取りたいです。
そのための準備をしっかりと行っていきたいと思います。
(4年前の世界選手権に出場した時の写真)
今年のシーズンインは11月下旬に、北海道の旭岳を予定しています。
例年に比べて1週間、ビッグレースがあった昨年に比べると2週間ほど遅いシーズンインになりますが、理由は2つあります。
1、11月下旬まで積雪量が安定しない
2、経費の高騰
1の積雪量に関しては、ここ数年の旭岳は11月中旬に雨が降り、一気に雪が解けています。
完全に溶けてしまったことはありませんが、コース状況は最悪。
コースの雪が薄いと、スキー板の滑走面は傷だらけになり、使い物にならなくなってしまうのです。
そして、2の経費高騰。最も影響が出ているのは宿泊代です。
毎年、旭岳から年明けの札幌3連戦まで、約2ヶ月間の北海道遠征をしています。
2ヶ月間ホテル生活を送っているのですが、今年は宿泊代がおよそ1.3~1.5倍です。
もともと、スキーヤーに理解のある宿泊施設を選び、合宿料金にて対応してもらっているので通常よりはるかに安いのですが…2ヶ月ともなると金額が大きく、非常に苦しいです。
1と2の状況を踏まえ、ベストコンディションが期待できる11月下旬からのシーズンインとしました。
(昨年の旭岳での1コマ)
この不況は、私だけではなく、多くの人たちが苦しんでいますよね。
色んな問題に直面しますが、それと同じぐらい色んなやり方があることを私は知っています。
投げ出さずに向き合っていれば、いいことだって同じように起こるのです。
それは、この競技から学んだことです。
辛く、地味なスポーツだけど、頑張ったら頑張った分だけ達成感があり、見える景色も全く違います。
私も苦しい時はありますが、好きなこの競技に全力で向き合って挑戦できること、それを応援してくれる人がいることは、何よりの幸せです。
スポーツには元気や感動、勇気などを与えられる力があるので、こんな不況ですが、一生懸命頑張る選手の姿を見て前向きになってほしいです!!
私の滑りで元気を与えられるよう、今シーズンも全力で頑張ります!
(皆さんからの応援が私の力です。いつも、ありがとうございます!)