8/11(木)、12(金)に秋田県鹿角市にて、第33回全国ローラースキー選手権大会が行われました。

今年で33回目を迎えた今大会は、新型コロナウイル感染症の影響により過去2大会が中止だったため、3年ぶりの開催！
そして、今年から国際スキー連盟が管轄するFISレースへとバージョンアップし、よりハイレベルな戦いとなって戻ってきました。

そんな、2022-23シーズン初戦となったローラースキー大会の結果をご報告します。

【第33回 全国ローラースキー選手権大会】
・8/11(木)：FIS一般女子クラシカル7.5㎞…15位
・8/12(金)：FIS一般女子フリー7.5㎞…18位

目標としていた10位以内には残念ながら届きませんでしたが、クラシカルの滑りに関しては昨年よりも良くなったと感じることができました。フリーは課題が山積みです…。
全体的にスピード力がまだまだ足りていないので、今後のトレーニングで改善していきたいと思います。

（レース中、競り合う姿／左：私　右：韓国人選手）

今大会は、東北に大雨警報が出ている中での開催。
寝ても覚めても雨が降り続く中、トレーニングも雨に打たれながら行っている状況でした。

秋田県まで車で8時間かけてきたので、中止にはならないでほしいとドキドキ、ヒヤヒヤしていましたが、大会運営者のご尽力のおかげで、無事に全競技を終えられました！

夏場のレースは、本番の冬に向けた練習の一環として出場していますが、普段の練習とは全然違う緊張感や本気度があります。
これからローラースキー大会が増えていくので、1レース1レースレベルアップしてシーズンインできるように頑張ります！！

よく「夏泣いて、冬笑う」と言われ、夏に泣くほど辛いトレーニングをどれだけ乗り越えられるかによって、冬の大会で笑うことができるか決まります。
今が一番辛い時期かもしれませんが、冬に笑えるように精一杯努力します！！

（今遠征にて、初めて秋田犬に会い、可愛さに癒されました～！）

最後に、今大会すごく嬉しいことがあったので紹介します。

トップ画像にあるてるてる坊主ですが、山形県の小学生の親子が作ってくれました！
よく見てもらうと、私の名前と応援メッセージが書いてあります。

5月下旬、SNSを通じて１通のメッセージがきました。
「鹿角のローラースキー大会には出場しますか？良かったら娘と写真を撮ってもらえませんか？」と。
2月に中国の北京で開催された国際大会等に出場している選手もいる中で、私なんかで良いのだろうか？と思いながらも、「私で良ければ是非！」と返事をしました。

しかし、大会1週間前、新型コロナウイルス感染症拡大により小中学生の部は、秋田県民のみでの開催へと変更になり、県外の選手は中止となってしまいました。
私も会えるのを楽しみにしていたので本当に残念でした。

そんな中、秋田県鹿角市の大雨を知って写真や動画を送ってくれたのです！！
（トップ画像と下の写真）

言葉にならない嬉しさでした！
雨で正直憂鬱だった心も一瞬で晴れ、少しでも良い滑りを届けたいなと思いました。

最近はなかなか思うように成績も出ず、思い悩むことも多い日々ですが、見ていてくれる人はいるんだなぁと救われました。
応援してくれている人がいるって、本当に幸せなことだと改めて思いました。

まだまだ夏の大会が続きますし、冬のシーズンもあっという間に入ります。
応援してくれている人たちの期待を背負って、私の全力の滑りで頑張ります！！